日本固有であるはずの神社。しかし、以外と知らない神道のお葬儀。
生まれた時はお宮参りをして誕生を祝い、結婚式はチャペルまたは神前で、亡くなる時はお寺様にお経をあげてもらって成仏したい。それが普通のことと思う日本人は多いはず。しかし、外国では、生まれた時に洗礼を受けて亡くなる時も神の身元で…、が普通であります。宗教に囚われ過ぎず好きに選べる日本はとても幸せだと思います。
でも、さて?いざ神式のお葬儀があった場合、皆様、戸惑うことでしょう。
概ねの焼香の作法は知ってる、でも仏式でなく神式で行われる葬儀、その宗教を信仰していないと、一体どうしたらよいものか?葬儀に行ったら迷います。しかし…。
答えは簡単。いつも宗教に対しては柔軟な皆様だからこそ、簡単なんです。
参列の方に焼香のように求められるのは玉串奉奠(奉献と呼ぶところも)。玉串(いわゆる榊)を渡され玉串案(台)に玉串を乗せて拝礼する。かんたんに言うとこれが流れです。さて、拝礼はどのようにしたらよいか?皆様知ってますよ。皆様がよく神社にいくのはいつですか?
そう、お正月!神社に行ったらお賽銭入れて何をしますか?そう。「二礼二拍手一礼」です。玉串を置く作法はありますが、あまり後ろからは見えません。だから、前の方が台に置いているように同じように玉串は置いて、「二礼二拍手一礼」です。
しかし、とても重要なことですが、お正月と違うのは拍手をパンパンと鳴らさず、忍び手と言って音を鳴らしてはいけないことです。
二礼二拍手一礼はお伊勢神宮方で、二礼四拍手一礼は八百万の神、出雲大社方。仏式の宗派と同じように、社で拝礼の仕方は違ってはきますが、神社にお参りする拝礼の仕方は葬儀でも一緒です(忍び手で)。
因みに、お宮参りで祝詞を読む時に低頭するのも葬儀で祝詞を読まれる際に低頭するのは一緒ですよ。
仏式と大きく違うのは、告別式当日が仏式は重要な儀式ですが、神式は通夜(御霊遷しの儀)が重要で、ご遺体から魂を抜き霊璽に納めることを重んじます。式場が真っ暗になり御霊を遷します。
告別式は亡き骸にさよならを。
余談ですが、神は祝、仏は弔、と云う概念がありますが、仏式は亡くなった方を弔うだけではありません。お寺で結婚式も生まれた時も仏式での祝いはあるそうです。
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