【家族葬 実例紹介】
堺市北区のお客様が堺市立斎場で執り行った、静かで心温まる二日葬
大阪葬儀センター 家族葬プランご利用

ご相談の経緯
ご依頼いただいたのは、堺市北区にお住まいの40代の男性でした。ご逝去されたのはそのお父様で、長年の透析治療を続けながら自宅で穏やかに過ごされていた方でした。
急変により市内の病院でご逝去され、医師からの説明を受けた直後、以前から調べていた大阪葬儀センターに直接お電話をいただきました。

事前相談はされていなかったものの、ホームページを見て「市営斎場に詳しく、堺市内での家族葬実績も豊富」と感じられたそうです。
「できるだけ負担を少なく、家族だけで、しっかりとしたお別れをしたい」というのがご相談時の第一声でした。

ご家族のご希望
ご長男様を中心に、ご家族で話し合われたご希望は以下の通りです：

ご家族中心の小規模な葬儀（10名程度）

菩提寺があるため、仏式にて通夜・告別式を希望

ご高齢の親族もいるため、移動が少ない斎場を希望

華美な装飾や演出は不要、落ち着いた雰囲気で進行したい

遺影や祭壇はシンプルでよいが、清潔感のある設営を希望

このご希望を受けて、堺市立斎場（堺市堺区田出井町）の第3式場を利用し、仏式で二日間の家族葬を執り行うプランをご提案いたしました。

ご安置から通夜までの流れ
ご搬送とご安置
病院からは、大阪葬儀センターの寝台車で直接ご自宅までご搬送。
故人様は在宅期間も長かったことから、ご家族の強い希望により一晩はご自宅にてご安置しました。

枕飾り一式を設置し、ご家族が静かに寄り添えるようにご案内。お線香やお花、お好きだったお煎餅も供えられていました。

お打ち合わせ
ご自宅にてお打ち合わせを実施。ご家族の要望や菩提寺の宗派・お布施の取り扱いなどについて丁寧にヒアリング。
式場の空き状況も確認し、翌々日から堺市立斎場第3式場にて通夜→告別式→火葬という流れで日程を確定しました。

通夜当日の様子（堺市立斎場 第3式場）
通夜当日は午後5時過ぎより式場に集合。
式場の入口には、手書きの「ご家族だけで執り行います」という案内を掲示。ご親族以外の来場者はお断りし、本当に“家族葬”の名にふさわしい、静かで心ある空間となりました。

仏式での読経に続き、ご家族全員が順番に焼香。式場内には故人様の釣り姿の写真が飾られ、ご長男様が「父らしいな…」とつぶやかれる場面も。
通夜終了後は、隣接の控室にてお茶と軽食をとりながら、ゆっくりとお別れの時間を過ごされました。

告別式とご火葬の様子
翌日、午前10時より告別式を開始。
仏教儀式としては基本的な流れながらも、ご家族の一人ひとりが手紙を読み、思い出を語る時間を設けました。
お孫さんからの手紙では「おじいちゃんの膝の上が世界で一番安心した場所だった」と涙ながらに語られ、式場内が感動に包まれました。

出棺前には、ご家族全員で棺の中に折り鶴・手紙・愛用品（メガネ・扇子など）を入れ、お見送り。
そのまま式場から徒歩数分の火葬棟へ移動し、堺市立斎場の火葬炉にてご火葬となりました。

火葬中は控室でお茶と軽食をご提供。堺市の公共斎場は待合施設も整っており、ご高齢の方やお子様連れでも快適にお待ちいただける環境です。

ご家族の声（アンケートより抜粋）
「堺市立斎場は初めてでしたが、設備も整っていて助かりました。家族だけで心を込めた葬儀ができたのが何よりです。」
「大阪葬儀センターのスタッフさんが終始丁寧に説明してくれて、慣れないことばかりでも安心して進められました。」

担当者コメント
このたびは、ご家族の深い想いに寄り添う形で、堺市立斎場を活用した家族葬をお手伝いさせていただきました。
都市部にありながら、自然光が入る式場・清潔な設備・利便性の高い立地が整う堺市立斎場は、家族葬に非常に適した斎場です。
「見送る側が後悔なく」「送られる側がらしいかたちで」旅立てるよう、今後も心を込めてご対応いたします。

堺市立斎場での家族葬をご検討中の方へ
堺市立斎場は、堺市が運営する公営の火葬場および式場です。アクセスも良く、JR堺市駅からも近いため、公共交通でのご来場にも便利です。

火葬場と式場が併設されているため移動負担が少なく高齢者にも安心

公共斎場のため費用面でも安心

少人数の家族葬に対応できる式場が整備

宗教儀式にも対応（仏式・神式・無宗教すべて可能）

大阪葬儀センターでは、堺市内の葬儀事情に精通した専門スタッフが、事前相談からアフターサポートまで親身に対応いたします。

まとめ
項目 内容
ご依頼者 堺市北区在住・ご長男様
ご葬儀形式 仏式・家族葬（二日葬）
会場 堺市立斎場 第三式場（堺市堺区）
参列人数 約10名（親族中心）
特徴 移動負担が少ない・静かで落ち着いた雰囲気