【実例紹介】
佃斎場での直葬(火葬式)|大阪葬儀センターが施行した静かで心温まるお見送り
~お一人で暮らしていた80代男性を、姪御様が静かにお見送りされたご葬儀~
大阪市西淀川区に位置する公営の火葬場「佃斎場」にて、大阪葬儀センターが施行させていただいた直葬(火葬式)の実例をご紹介いたします。
今回ご依頼いただいたのは、ご逝去された80代の男性の姪御様で、故人様は生涯独身で、ご自宅でお一人暮らしをされていた方でした。長年、静かに自分らしく暮らされていたご様子で、最期は施設でお看取りを受けられました。葬儀にあたっては「身内も少ないので、できるだけシンプルに。でも、ちゃんと見送りたい」と、大阪葬儀センターにお電話をいただきました。
■ ご依頼から火葬日程決定までの流れ
ご連絡をいただいたのは夜の20時過ぎ。施設の看護師様を通じて「大阪葬儀センターさんなら落ち着いた対応をしてくれると聞きました」とのことで、姪御様より直接お電話をいただきました。
弊社では24時間365日対応しているため、すぐにご逝去先の施設へ寝台車を手配。ご遺体は一度弊社の専用安置施設へご搬送し、ご安置させていただきました。姪御様は関東にお住まいで翌日に大阪へ向かうご予定だったため、まずは電話・メールを用いて打ち合わせを進めました。
「宗教者を呼んでの葬儀は希望しない」「形式よりも、故人の想いを大切にしたい」という明確なお気持ちをお持ちだったため、直葬(火葬式)をご提案。佃斎場での火葬日程を迅速に調整し、必要書類のご案内や火葬予約、行政手続きもすべて大阪葬儀センターが代行しました。
■ 火葬当日の様子|佃斎場での静かな別れ
火葬当日は、気持ちのよい晴天に恵まれました。佃斎場は西淀川区の住宅街にほど近く、公共交通機関でもアクセスしやすい火葬施設であり、待合スペースや控室も整備された清潔感ある斎場です。
姪御様とそのご家族4名が斎場に到着され、火葬までの待機時間には、小さなお別れの時間が設けられました。棺の中には、故人が愛用されていた手帳、長年使用していた眼鏡、生前お好きだった和菓子などがそっと納められ、ご家族がそれぞれ思い出を語りながら、静かに手を合わせておられました。
儀式や読経などはありませんでしたが、その場には確かに温かい空気が流れており、「形式ではなく、心で送る」という姪御様の想いがしっかりと伝わる、深いお別れの時間となりました。
■ 火葬中の時間と、式を持たない葬送のかたち
火葬中、ご家族は佃斎場の待合室でゆっくりと過ごされました。姪御様は「叔父は社交的な人ではなかったけれど、自分のスタイルを大切にする人だった。式をしなかったけれど、今この場にいて、叔父の人生を思い出すだけで充分だと思える」と、静かに語られました。
最近では、家族葬や一日葬だけでなく、こうした**直葬(火葬式)**を選ばれる方も増えており、大阪葬儀センターでも多くのご相談をいただいています。「華美ではなく、心のこもった見送り」ができる方法として、直葬という選択肢に満足されるご家族は少なくありません。
■ ご葬儀後のご感想
後日、姪御様よりお手紙をいただきました。
「お忙しい中、親身に相談に乗っていただきありがとうございました。葬儀をしないという決断に少し不安がありましたが、式典がなくても、こんなに穏やかで満ち足りた気持ちになるものなんだと実感しました。大阪葬儀センターさんにお願いして本当によかったです。」
このようなお言葉は、私たちスタッフにとって何よりの励みです。形式を問わず、ご家族の気持ちに寄り添うことこそが、葬儀社としての最も大切な役割であると感じています。
【まとめ】大阪葬儀センターは佃斎場での直葬にも対応
大阪葬儀センターでは、佃斎場をはじめとした大阪市内の公営斎場での直葬プランを多数施行しています。佃斎場は西淀川区・此花区・福島区周辺にお住まいの方にとって非常に便利な火葬場で、費用面でも安心してご利用いただけるのが特徴です。
「形式ばらずに、でもしっかりと見送りたい」
「できるだけ負担をかけずに送り出したい」
そんなお気持ちに、大阪葬儀センターは真摯にお応えいたします。事前のご相談も無料で承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。