【実例紹介】
小林斎場での直葬(火葬式)|大阪葬儀センター
大阪市大正区の小林斎場にて執り行った直葬(火葬式)の一例をご紹介いたします。
ご家族のご希望や背景をふまえ、無理のないかたちでご対応した事例です。
形式にとらわれないお見送りを選ばれる方が増える中、火葬式の選択肢がどのように実現されるかの参考になれば幸いです。
ご依頼の経緯
ご相談いただいたのは大正区にお住まいの60代の女性で、亡くなられたのはご高齢のお母様でした。
お母様は長年、要介護状態で自宅療養を続けておられ、最期はご自宅で静かに息を引き取られました。
生前から「葬式はせず、できるだけ簡素にしてほしい」というお母様の強い希望があったとのことで、「式を行わず、火葬だけで送りたい」というお考えをお持ちでした。
インターネットで「小林斎場 直葬」と検索され、「大阪葬儀センター」にたどり着いたとのことです。
ご家族は葬儀の知識が少なく、不安を感じておられましたが、電話相談の段階から丁寧に説明を重ねることで、安心してご依頼をいただきました。
ご安置から火葬当日までの流れ
お電話をいただいたその日のうちに、弊社の寝台車にてご自宅へお迎えに伺いました。
故人様はご自宅で安らかなお顔をされており、ご家族も「静かに送ってあげたい」と穏やかなご様子でした。
ご安置は弊社の専用施設にて行い、大切にお預かりいたしました。
その後のお打ち合わせは、ご自宅に伺って対応。
火葬の流れ、小林斎場の使用方法、ご家族のお別れのタイミング、必要な手続きなどを一つひとつご説明しました。
ご家族は式を行わない分、「お別れの時間がきちんと取れるかどうか」を気にされていましたので、棺に故人様を納める際や、出棺前のタイミングでご家族だけのお時間を設ける段取りを組みました。
小林斎場での火葬当日
火葬当日は、朝からご家族3名が弊社安置施設にお越しになり、棺の中に故人様の思い出の品やお手紙を納められました。静かで穏やかな時間の中で、「ありがとう」「楽しかったね」とそれぞれが言葉をかけながら、静かにお別れをされていたのが印象的でした。
その後、寝台車で小林斎場へと搬送。大正区内ということもあり、移動時間も短く、ご家族の負担も最小限に抑えられました。
小林斎場では、職員の案内のもとスムーズに火葬が執り行われました。火葬の開始前に、炉前での最後のお別れの時間が設けられ、ご家族が涙を浮かべながら「お母さん、またね」と声をかけていらっしゃいました。
火葬中は待合室で静かに過ごされ、約2時間後、無事に収骨を終えてお帰りになられました。
実例から見える直葬のかたち
今回のように、ご家族の希望と故人の意志を尊重した**直葬(火葬式)**は、決して「簡素すぎるもの」「寂しいもの」ではありません。ご家族が心を込めてお別れの時間を持ち、故人との思い出を胸に送り出せる――それが直葬の良さでもあります。
小林斎場は市民斎場として火葬機能が整っており、必要以上に形式にこだわらず、シンプルに火葬を執り行いたい方には非常に適した施設です。
大阪葬儀センターの直葬サポート
大阪葬儀センターでは、小林斎場での直葬をはじめ、大阪市内の各斎場での火葬式を多数手がけてまいりました。
「身内だけで静かに送りたい」「宗教儀礼を行わず火葬だけにしたい」「ご高齢の親の意思を尊重したい」――そのようなお気持ちに寄り添いながら、24時間体制でサポートいたします。
どんな小さなご相談でも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください。